中国深センで現地の学校やインターナショナルスクールに通学している日本人子女に向けて、主に土曜日を利用して日本の小学校・中学校の一部の教科について日本語で授業を行う教育施設です。日本の小学校、中学校に相当する授業内容を行う学年クラスの他に、幼稚園年長児童を対象にした幼稚部、まだ日本語が不安な児童を対象にした日本語クラスを設け、更に希望者には授業や語学補助を行う放課後サポートクラスを設置しています。
深セン日本人補習校では日本につながる子どもたちへの継承日本語教育と将来日本へ帰ったときにスムーズに日本の環境に入っていけるよう、日本式のカリキュラムや教材を使い授業を行います。
また、海外で育つ児童に対して出来るだけ多く日本文化に触れてもらう機会を得てもらうために、各種大型行事に加えお楽しみ会で七夕や節分などの伝統行事も企画しています。
~08:50 登校
08:50~09:00 ラジオ体操
09:00~09:45 1時限目
09:50~10:35 2時限目
10:45~11:30 3時限目
11:35~12:20 4時限目
12:20~12:25 後片付け、下校
幼稚部は年長園児に相当する年齢を対象に開設しています。
おやつの時間を設け楽しく日本語を学ぶ義務教育カリキュラムへ向けての準備クラスです。
日本語クラスは学年クラスの教科書カリキュラムに不安をもつ児童を対象に日本語を中心に基礎から学べる特訓クラスです。
いち早く学年クラスへ上がれるお手伝いをしています。
小中学校の教科書を使い国語を中心に算数・社会科・理科の他に図工なども取り入れています。
限られた時間内ではありますが、出来る限り日本の学校の1年間カリキュラムに合わせ授業を行います。
通常の午前授業が終了した放課後の時間を使い、希望者には教員による放課後の授業サポートを行っています。
日本語を早く上達したい、音読を上手になりたい、宿題を頑張って付いていきたい。そんなご要望のお手伝いをする場です。
秋空高く、心踊る運動会。
児童と保護者が一体となって競い合い、手を取り合い紅白に分かれて競技します。
保護者も懐かしみ子供達と一緒に童心に戻る運動会を挙行します。
授業で習ったこと、興味のあることなどを劇や歌や発表など様々な表現方法で練習を重ねてご両親や学校のみんなに披露します。
クリスマスにも合わせ楽しいゲームやプレゼントもあります。
石臼と杵を使い伝統のお餅つきを体験します。最近は大人でも未経験な人が多く準備する側も大変ですが、みんなで協力し乗り越えて食べるお餅の味はずっと記憶に残るでしょう。
工場見学や博物館見学、遠足など社会の仕組みや住んでいる地域の歴史や自然などへ足を運び、目で見て聞いて触って体験を交えながら勉強します。
深セン日本人補習校では図書室を設け生徒へ日本語の図書の貸出を行っています。
辞典、図鑑、文学、歴史、科学、絵本、漫画など子供たちの興味を引く多くのジャンルを所蔵しています。
限られた場所ですが毎年新規入荷し図書の入れ替えや蔵書を出来るだけ増やす工夫をし子供たちへ読書の機会を提供しています。
好きな本を選んで貸出手続き、返却手続き、みんなの本を大切に扱うなどの図書館の利用方法もここで同時に学ぶことが出来ます。
補習校運営は在校生保護者によって構成され、お子様の補習校入学と同時にその保護者は会員となります。
保護者全員に「一人一役」として、運営理事会や行事を支援する係のご担当をお願いしています。
〇運営理事会 運営に関して毎年保護者の中から運営理事を選任します。
〇保護者当番 登校時に玄関口での生徒受入れ、授業開始・終了チャイムや安全の見廻りの当番を交代で担当します。
〇図書当番 授業の休み時間に補習校所蔵図書の貸出を行っています。当番は子供達から貸出の手続きを取り纏めます。
〇イベント委員 大型行事には保護者全員で分担、分業してイベント準備から当日の運行まで行います。
新年度の学校体制、行事、運営、予算、理事選任など議題に上げ各項目の承認や質疑応答を行います。
保護者、児童、教員一緒に食事を楽しみながら交流を行う場として懇親会を毎年設定しています。
その他お手伝いとして朝、帰りの机の出し入れ、避難訓練での誘導、4時間目の時間を使ったお楽しみ会等の企画やお手伝い等、その時その時にご協力をお願いしています。